筆者は最近、外出したり買い物したりするとき、裾に折り目(センタープレス)の入ったパンツをよく履きます。
正装のスーツパンツ(スラックス)とかではなく、私服としてのカジュアルなパンツです。
※センタープレス・センタークリース・センタープリーツなど、いろいろと似たような言い方があります。
言葉の意味も正確には、若干違ってきますが、ここでは詳しい説明は省きます。
(基本、裾の真ん中にタテの折り目が入れられているパンツのことを差す)
↓こんなやつが好きでして履いてます(短足でハズイですが)。

(夏用のエアドライ生地などは、かなり涼しい)
ただ、パンツの色が上写真のようなペールカラーの場合、ちょっとシワが入りったりセンタープレスの折り目がヨレたりすると、結構目立ってしまいます。
※黒や濃いネイビーなど、色が濃いパンツなら多少シワがついても目立ちにくいですが。
いくらカジュアルなボトムスといっても、ある程度キレイな状態でないと、せっかくこういうパンツを履いてもだらしなくなってしまいます。
ヨレヨレ・シワシワ状態のセンタープレスパンツを履くなら、ジーパンとかスウェットパンツをキレイに履いていたほうが遥かにマシですし。
で、シワをつけず綺麗な状態を保つには、アイロンがけやズボンプレッサーにかけたり、クリーニングで折り目加工なんかをしてもらうのがイチバンです。
…が、洗うタイミングのたびに毎回それをするのも手間や労力・お金がかかります。
そんな悩ましい状態を、かなり軽減してくれる便利なハンガーを見つけてしまいました。
そのアイテムを使うようになってから、とても簡単に吊るせてパンツの裾も”ピッ”と保てるようになりラクになりました。
裾をつまんで干せるクリップハンガー
気に入って使っているハンガー、コレなんですよ↓

そのまんまで覚えやすい名前(笑)
写真のように裾側を上にして逆さに吊るしています。

よく見る普通のボトムスハンガーはこんなのですよね↓

(単に筆者個人の好み)。
もちろん、コレでも良いのですが、2つのクリップで両端だけを挟み込むので、裾側をつまんで逆さに吊るすと、どうしてもクリップで挟む圧力が裾の先端・両端に集中します。
クリップの(挟み込む)内側にクッションがついていないものだったりすれば、長期間吊るしていると挟んだ跡がついて、傷になったりすることもあります。
ウエスト側を上にして、普通に吊るす分にはコレで良いんですけどね。
(クリップをスライドさせて幅も調節できるし)
ただ、パンツのシワやセンタープレスの折り目を、より”ピシッ”とさせたいならば、逆さまにして干すほうが良いです。
※ウエスト部分の方が重みがあり、それが下にくることで適度な力加減で引っ張られ、センタープレスの折り目も”ピシッ”と伸びやすい。
他人からの視線も、太ももやウエストあたりよりもまず、足元を見られます。
結果、足元に近い位置になるほど、よりキレイなラインを保つことが大事になってきます。
もちろんアパレルショップで販売・展示されているズボンは”魅せる”必要があるので、逆さに吊るしてあることはまず有り得ませんね。
使い方さえ慣れれば”めちゃめちゃ”簡単
最初は使い方にちょっととまどうかもしれません。
なにせ、パンツをハンガーに吊るす場合、普通はハンガーを所定のところに掛けた状態で、吊るすのが一般的だからです。
でも、このボトムクリッパーは、ズボンをどこかちょっとしたソファや椅子、もしくはベッドなどに置いて、裾を揃えてから、挟み込むのがコツです。
クリップを片手でガバッと開いたまま、もう片方の手だけでズボンの裾両端を均一にクリップの間に滑り込ませることはまず不可能だからです。
↓手が3本ないと、クリップを開いたまま裾の両端を挟むのは無理なんです

ボトムクリッパーはこのようになってしまいます。
↓なので、こうする!

すると、カンタン!
ズボンを裾から吊るせます。
慣れてしまえば、むしろこっちの方がラクかも。
クリップの内側にも、柔らかいクッションがついているので、生地に跡がついてしまう心配がありません。

これならズボンの裾に挟んだ跡や、変なクセ・歪みが出てしまう心配も無い
※ちなみに洗濯した直後、濡れている状態を乾かすときは物干しなど干して下さい。
乾いてからこのクリッパーで吊るして保管しましょう。
連結して吊るすのも便利!複数本のズボンでも省スペースで収まる!
で、パンツが複数ある場合でも、省スペースで住むのでクローゼットとかの場所もあまり取りません。
6本分吊るしてもこんな感じ↓

ただ、このハンガーはもう1つ超便利な点があって、連結して吊るせるワケですよ。
↓こうやって

こうすれば、ハンガーとハンガーの隙間はさらに狭くなり、もっと省スペースで吊るすことが出来ます。
最近はメンズも、ちょっとエレガントな感じのカジュアルパンツ(ワイドめ)が結構流行っている気がします。
おしゃれなパンツをしっかり綺麗に(かつラク)に保管して、ファッションを楽しみたいですよね。
ただ、手入れが面倒くさかったり、すぐにヨレヨレ・シワシワになってしまうといけません。
こんなアイテムも使ったりしながら、色々なパンツ(ズボン?)を場所を取らずに吊るして、良い状態を保てれば、洋服選びがさらに楽しくなるのではないでしょうか。

ちなみに、履いて洗濯しているうちに、やはりどうしてもアイロンをしっかりかけないとシワ・ヨレが取れなかくなったりすることも当然あります。
アイロンは、筆者はコレ使ってますね。

一度、ハンガーにかけたままシワを伸ばせる小さいヘッドのスチームアイロンを試したこともあります。
(アイロングローブなるものも100円ショップでゲットして、吊るしたままシワ伸ばし出来ないか?など試したりしました)
…が、やはりズボンのウエスト部分から裾まで”ピシッ”とさせたいときはアイロン台に乗せて、しっかりアイロンをかけたほうがラクですし早いです。
男もちゃんと自分自身で洋服にも気を遣っていかないとなぁ〜
なんて感じている今日この頃です。
それでは!