- 断捨離の本来の意味とは?
- 誰でもスムーズに断捨離を始められる考え方(過度な断捨離をしなくても良い理由)
- 断捨離のメリットと、意外なデメリット
※この記事は写真・画像等なし(文字のみです)。
読み終えるまで約10分です。
「捨てるなんて勿体無い!」
「勿体無いお化けが出るよ」
なんて親に言われて育った人は多いと思います。
ただ、今はもう「物が無くて困る」というご時世では無くなりました。
逆にモノがありすぎて家のスペースを占有し、快適な暮らしの妨げとなってしまっているケースの方が多いかもしれません。
筆者個人的には、今のご時世、適度な断捨離をした方がメリットが多いと考えています。
逆に”しない”ことのデメリットはとても大きいと思っています。
そもそも断捨離って何…?
断捨離とは、もともとヨガの指導をしていた沖正弘(おき まさひろ)氏が提唱した考え方です。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
断捨離 – Wikipedia
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは異なるものとされている。
最近は作家のやましたひでこ氏が本やブログ、オンライン講座などで詳しく教えていたりしますね。
断捨離は極端な考えにならないことがコツ
断捨離と聞くと、同時に「ミニマリスト」という言葉を連想する人もいるかもしれません。
ただ、ミニマリストという言葉は「必要最小限」のものだけで暮らす。という意味合いが強いです。
するとどうしても「貧しい暮らし」みたいなイメージになりますし、生活や暮らしに楽しみや潤いが無ければ生きている意味を感じられません。
断捨離はどちらかと言うと、
「自分が不要だと感じる物を手放した方が贅沢な暮らしができる」
と解釈しても良いくらいです(あくまで筆者個人の解釈ですが)。
何も考えず不要なモノを片っ端から捨てまくるワケではなく、
・物が少ないことで得られるメリットに重点を置く
・暮らしやすく、より良い生活をする
その手段として断捨離をする…そんな考えを持てば、良い結果が得られますし楽しく作業できるというものです。
まぁ単純に言えば、不要なモノは捨てるならさっさと捨てる。必要なモノはちゃんと使う。
そんなクセをつける、という感じですね。
↓人からもらった物を捨てたいけど罪悪感で捨てられない…という場合はこちらも

このページでは断捨離するメリット&しないデメリットに絞って、意外と気が付きにくいポイントなども踏まえてお伝えします。
断捨離しない(不必要なモノが多い)デメリット4つ
デメリット1:場所を取られる
「そんなこと分かってるよ!」
と誰もが思うかもしれませんが、思っている以上に、お家やお部屋のスペースが狭くなることのデメリットは、大きいです。
ただ単に開放感が無くなるだけではありません。
それは、以下2つ目以降のデメリット全てに、通じているからです。
デメリット2:掃除しづらい
とにかく物が多いと掃除に時間・手間・労力がかかります。
例えば書籍やCD、DVDなど、本棚や扉つきの収納から使いたい時にすぐ取り出せ、同じように元の場所にスッと戻せれば、なんの問題ありません。
これが、部屋にそのままの状態で本やDVDを積んであったりすると、片付けや掃除の労力が2倍〜3倍と増えます。
埃が溜まれば、いちいち1つ1つ動かす必要が出てきます。
また、一度1つの本やDVDを取り出し、また元の場所に戻そうとすると、別の物を動かす必要も出てくる場合があります。
※本を取り出したとき、別の本が傾いたり倒れたり、そもそも元の位置が何処だったか分からなくなったりする。
この無駄な動作が数ヶ月、1年と続いていくだけでその分、労力を使い続けることになります。
→ 結果、書籍やDVDを整理しておく…という作業自体が億劫になる
→ それらが散乱したままの状態で過ごす。
なんていう状態になりかねないです。
するとさらに洋服も、、趣味の楽器やゲーム類も、、
といった具合にどんどん負の連鎖が止められなくなっていきます。
昨今では、本も電子書籍で見れますし、音楽だったらMP3、映画やドラマも様々な動画配信サービスで鑑賞することも出来ます。
もちろん「紙の本に書いてある活字を読むのが好き」と言う方もいらっしゃるでしょう。
お子さんがいらっしゃれば動物図鑑や生き物の本を見せてあげたり、お絵かき道具などで、遊ばせてあげたいですしね。
タブレットではちょっとな…という親御さん、お子さまもおられますよね。
私自身も本は出来るだけ電子書籍ではなく紙の本を読みたい派です。
ただ、週刊誌や雑誌、情報誌など、定期的に刊行されるものだけは、やはり全て電子書籍で読むようにしています。
紙媒体は、ずっと本棚に置いて、いつでも取り出して読みたい数冊の書籍だけに留めています。
デメリット3:何処にしまっていたのか忘れやすい
「家にあるモノの置き場所が自分で把握出来なくなる」
この状態になってしまうと、あなたの家がすでに「自分の家では無い」という状態とあまり変わらないと思った方が良いかもしれません。
とても大げさな言い方かもしれませんが
「自分のモノが何処にあるか分からない!」
と言うのは、他人に自分の持ち物を片付させている…
これと同じような状態です。
家族の誰かが自分のモノを勝手に片付けて
「何処にやったんだよ!分からない場所にしまわないでよ!」
なんて喧嘩した経験、誰しもあると思います。
結局、自分自身でそんな状態にしてしまうのは、自分のモノなのに「半分手放している」と言って、あまり差し支えありません。
自分のモノが何処にあるか?
1つ1つ全てを完璧に把握しておくのは難しいですが、出来るだけ
「何が何処に置いてあるのか?」
自分ですぐ思い出せる状態が理想です。
物が多すぎると、当然それが困難になってきます。
デメリット4:思考を占有される
「思考までモノに占拠されるって?バカバカしい!」
と言いたくなる方もいるかもしれません。
…が、実際に自分の所有物や管理しなければならない物が多いと、それらに気を取られたり、気が散ってしまうことはよくあります。
※もちろん、誰しも100%絶対にそうなる、と言い切るワケではないですが。
私たちは、いま置かれている環境や、接する人に”無意識で”影響を受けていると言われています。
この“無意識”っていうのが怖いんですよね…
自分で気づかないからです。なのに”なんとなく”人生に大きな影響が出てしまう。
良い影響なら素晴らしいですが、自分が望まない影響を受けていたらと想像すると、少し”ゾッ”としませんか。
よく聞く例え話で、自分と仲の良い友人5人の年収を足して5で割ると、今現在の自分の年収に近い数字になるなんて言われます。
※これももちろん、全ての人がそうだと言いたいワケではなく、例外もあると思いますし、男女で比率も異なってくるでしょう。
ただ筆者自身の体験で考えても、近所にいつも人の悪口を言う老人がいた時は、仕事も捗らず、いつも窓の外でその老人のブツブツ言う不平不満が気になって、ノイローゼ気味になったこともありました。
音楽をかけたり、テレビをつけて紛らわそうとしても、何かソワソワ気になってしまい、心地よいと言える環境では無かったことを思い出します。
自宅でやりたいこともあったのに、全く捗ることはありませんでした。。
お家・お部屋に不要な物がたくさんあり、雑然としているのは、それと似たような状況だと言えます。
「掃除しなきゃなぁ…」
「片付けようとは思ってるんだけどなぁ」
なんて思いが、いつも過ぎりながらも結局そのままにしていると、やはり思考をモノに支配されるような気持ちになってくるものです。
お家はリラックス出来て、招いたお客さんも心地よくなってもらえる環境が一番です。
何か宗教的というか、風水占いみたいな話になってしまいましたが、不要な物を極力「手放す」と言うことを少しずつ実践するだけで、思考もスッキリして雑念・邪念が少なくなっていく感覚は、多くの方が感じることでしょう。
※これももちろん、家や土地そのものを手放すとか、車も高級品も売ってしまえ!という話ではありません。
断捨離するメリット4つ
全て先ほど挙げたデメリットに対する話になりますが、
「断捨離するとこんな良いことがあるんだ!」
というポジティブイメージも強く持っておく方が良いです。
しっかりと、未来の理想的なお家・お部屋をイメージして、メリットもインプットしておくとやる気もさらに湧いてくるでしょう。
メリット1:広々とした空間になる
言わずもがな、ですが、モノが減るだけでお部屋の空間は広くなります。
押入れにある不要なモノを手放すだけでも、今まで部屋に置いていたモノを押入れに入れることだって出来ます。
モノが減る = 部屋が大きくなる(実際の大きさ自体はもちろん同じだが)
と考えても良いくらいです。
メリット2:掃除がラクになる
このメリットは本当に大きいですよね。
デメリットのところでお伝えした通り、モノが多いだけで、箱や本などの段差に埃が溜まって取り除くのが大変になったりします。
お部屋に掃除機をまんべんなくかけたいときも、モノを退かして掃除機をかけ、もう一度元の位置に戻す…
なんて作業も掃除機をかけるという動作だけで済みます。
メリット3:必要なモノを必要なときにすぐ取り出せる
これももうお判りかと思いますが、モノが少ないほど
「家にあるモノの置き場所を、頭で把握出来なくなる確率が下がる」
ということなので、当然、何か戸棚などにしまってある道具や食器など、ピンポイントですぐ取り出しやすくなります。
メリット4:新しいアイデアや思考が入ってくる
デメリット4と同じく、これは本当に気づきにくいですが、もっとも断捨離の効果が効いてくるメリットです。
一度、不要なモノを手放すと「次にどうすればもっと快適な住まいになるか?」そんな思考やアイデアが勝手に湧いてくることが多いのです。
モノの配置を今まで思いもしなかったのに突然、
「ポジションを○○の位置に変えてみるか…」
なんて思い立ち、実際にそれを実行すると、スペースが空いたり、より使い勝手の良い位置を思いついたりします。
まとめ
家事や仕事、子育てなどに終われる毎日だと、どうしてもまとまった時間が取れないことも多いのが現実だとは思いますが、1週間に1個だけでも
「何か要らないモノを手放していこう」
と続けていれば、1ヶ月後・半年後・1年後には、現在とはまるきり違ったお部屋へと変貌を遂げているかもしれません。
で、不必要なモノが極力無くなったときに、改良したい部分や、修繕が必要だと感じる場所があれば、リフォームや増改築などを検討し始めれば良いワケです。
筆者自身も「これ捨てるのか、いつか使いそうだな」なんて思いつつ、思い切って捨てた後は、もうすっかり忘れてしまうことがほぼ100%なんですよね。
実際に半年〜1年以上使わないモノは、もうおそらく一生のうちで1回、2回使うか?使わないか?
ということが多いですね。
緊急時用の保存食や水、防災リュックなどはもちろん別と考えて下さい。
(先祖代々伝わるお宝モノなども、もちろん同様)
敢えて記載するか迷いましたが、こういったものは当然、保管しておくべきですね、余程不要でなければ。
なにはともあれ、今は捨てたり売ったり、他人に譲渡するのがとても簡単な時代になりました。
お家やお部屋をスッキリ綺麗にすると良いことだらけです。
「いつも散らかってて気になるけど、結局なにも出来ないんだよなぁ」
なんて、場合は、少しずつでも良いので断捨離をしてみることをオススメします。
まとめ2:「捨てる」というより「手放す」という意識を
断捨離…というと「捨」という文字が入っているため、どうしても不要な物を「捨てる」という行動をイメージしてしまいやすいです。
ただ、必ずこの世から消し去らなくても、今のご時世、アプリが使えればご自身で売却したりすることも出来ます。
また、ご近所に不用品買取してくれるようなリユースショップなどがあれば、直接持って行って買い取ってもらうのも素晴らしいことですよね。
ネットでも買取査定や不用品回収してくれるサービスはいくらでもあります。
「捨てる」という選択肢一択だと、捨てる前に不用品を解体したり、細かく刻んだりして労力を使う必要が出てくることもあります。
粗大ゴミに出そうと思えば、お金もかかります。
そればかりしていては、やはり断捨離が億劫に感じてしまいやすいです。
たまには「何処か(もしくは誰か)、必要としている人に買い取ってもらう」
という選択もしていくと、より不要品の断捨離が楽しくなりますよ。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
それでは!

