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押入れ・クローゼット内の防カビ&収納グッズ

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日本の梅雨〜初秋(6月〜9月頃)までは、高温で湿気も多くなる地域がほとんどです。

お家の中のどこかしらで、カビの繁殖が気になる季節。

お風呂やキッチン等の水場以外で、カビが気になる代表的な場所は、言わずもがな押入れ(クローゼット)や洋服ダンス内です。

扉 or 襖を開けると、カビの匂いが漂ってくる状態であれば要注意

理由は、いつも扉が閉まっている密閉空間だからです(当たり前ですが)。

「じゃあ、扉や襖(ふすま)を開けておけば良いじゃないか」

という話でもないですしね。

押入れがずっと空いていたら、お客さんや友人を招いたとき、相手は目のやり場に困りますし、常に押入れ内の雑多な雰囲気が視界に入るのも気が散ります。

部屋の中で舞うチリや埃が、押入れに溜まってしまうことも考えられます。

押入れ(クローゼット)扉つき衣装ダンスなどは、基本閉めておくのが普通です。

それゆえ、押入れ内をいつも清潔&快適な空間にしておくために「除湿+収納術」は、とても重要になってきます。

逆に、今回お話する簡単な除湿対策+収納の工夫さえしていれば、カビやダニに悩まされることも激減するでしょう。

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押入れ・クローゼット専用の除湿剤・防ダニ剤はマスト!

押入れ用の除湿剤やダニ避けは、必須と言っても過言ではないです。

ここでは近所のスーパーやドラッグストアに行けば、ほぼ確実に手に入るものを挙げてみます。

ドライペット

防カビや防ダニ製品を扱う大手メーカーで「エステー化学」があります。

エステー化学のドライペット(洋服ダンス用・クローゼット用)は、押入れ・洋服ダンスの除湿対策として、やはり外せません

「んなモン、知っとるわ!」

と言いたくなってしまう方もいるかもしれませんが、今すぐカンタンに、お安くできる防カビ剤として、定番中の定番品です。

フックをかけるだけでとてもカンタンに設置できて、場所も取らないので便利です。

ドライペットの吊し方や使い方・交換の適切なタイミングは?

脱臭炭(脱臭用に)

少し置き場所を取りますが、押入れに余白があれば、防カビついでに嫌な臭いも取ることで、クローゼット内がより快適な空間になります。

必ずしも脱臭アイテムがないと、臭いが篭るワケではありませんので、季節などによってお好みで設置するか否か?

判断すると良いでしょう。

ムシューダ(防ダニ用に)

もう説明不要かもしれませんが、クローゼット内にクリアケース・衣装ケース等を配置している場合は、もうムシューダは必須ですね。

クリアケースには、畳んで収納しておく衣類(インナーや下着類、靴下など)を詰め込んでいることが大半です。

いくら押入れの除湿や脱臭をしても、クリアケース内でダニなどが湧いてくれば押入れ全体に広がる可能性もあります。

結果、クリアケースの外に置いている布団や、夏場は使わないこたつ布団等にダニが移ってしまいます。

押入れの中で密閉され、さらにクリアケースの中も密閉状態になるので、ムシューダで害虫退治をしましょう。

尚、押入れ内の四角(よすみ)などにもムシューダを置いておけば、さらにダニ予防の効果が期待できます。

押入れ収納のお役立ちアイテムを上手に使おう!

除湿や防ダニ対策をしても、一切隙間なく押入れの床に直接、物を積んで置いていたりすると、なんだかんだでカビやダニが湧きやすくなります。

加えて、シーズン毎に、押入れ内の物を極力取り出して、押入れ・クローゼット内を掃除することも大事です。

以下のような収納アイテムを使って、押入れの床や壁に、出来るだけモノが密着しない状態にしておき、移動や取り出しも簡単に出来るようにすると尚良いです。

掃除もラクになるし、カビやダニも湧きにくくなるので一石三鳥くらいの効果があります。

押入れシート

押入れは木材が使われているケースが多いです。

ベニヤ板から出る樹脂が衣類や布団などに付着すると、当然茶色い汚れが付いてしまいます。

押入れ床の防カビ防虫だけでなく、木の樹脂を付着させない役目もしてくれるので、押入れに敷くシートはあって損無しです。

とってもユニークで和室の押入れにピッタリのシートなんかもあります。

すのこ(プラスチックでOK)

これも押入れシートと同じような目的で設置します。

シートとの併用も出来るし、もちろん単体でも充分です。

布団を直接、押入れの床に置くのに抵抗がある場合などは、有難い収納グッズですね。

シートを敷いていても、やはり布団やシーツなどは床から少し浮かせたポジションに収納しておきたいですよね。

檜(ヒノキ)などが使われたものもありますが、特にこだわりが無ければプラスチック製で充分です。

押入れラック

押入れにある程度の高さがある場合であれば、押入れラックが重宝します。

ラック下に、後述するクリアケースを配置して衣類を収納し、ラックの上段には布団や毛布などを置いておくと、配置も綺麗に収まりますし適度に隙間もできます。

購入される際は、必ず押入れの寸法を正確に計った上で、合うサイズのラックを選択しましょう。

意外と小さすぎたり、大きすぎてはみ出てしまったりという失敗が起きやすいです。

その点だけ注意すれば、押入れ内部の整理整頓に抜群の効果を発揮してくれる収納グッズだと言えます。

クリアケース(衣装ケース)

もうほとんどのご家庭で1つや2つは必ずお持ちだとは思います。

ただ、押入れ内に無造作にドカン!と置いておくだけではなく、上述した押入れシートや”すのこ”の上に置いたり、ラックと併用すると良いですよね。

ケースの中にムシューダなどの防虫剤を入れている方も多いですね。

圧縮袋(どうしても必要であれば)

押入れ内にどれだけモノを収納するか?

その点に依るとは思いますが、シーズン外の布団をそのまま収納するスペースがなければ布団圧縮袋は必須になります。

正直、布団圧縮袋自体の防カビや防ダニ効果は、あまり期待できないと考えた方が良いです。

当然のことではありますが、圧縮袋に入れる前に、布団を清潔にしていないといけないですからね。

さらに布団を圧縮すると”ふかふか感、ふわふわ感”が損なわれることもあります(布団に依りますが)。

なので、ここまでにお伝えした防カビ・防虫剤+収納グッズを使って、極力、布団は畳むだけで収納出来るスペースを確保しておく方が望ましいと、筆者個人的に考えています。

もちろん、

「圧縮袋が大活躍していてもう手放せないし問題は無い。」

という方もいるでしょう。

また、衣類用などのサイズ小さめ圧縮袋も出ています。

こちらもスペース確保のアイテムとして手軽に使えておすすめです。

まとめ

防カビ防虫グッズは特に強い拘りが無ければ、ご近所のスーパーやドラッグストアで手に入るもので充分です。

今まで対策していなかった場合は、すぐにやってみることが出来ます。

押入れ収納グッズについても、必ずしも今回挙げたものでなくても、ホームセンターに行けばほとんど似たような製品が売っています。

もちろんニトリIKEA無印良品なんかも良いですよね。

収納グッズを選ぶ際の唯一の注意点はサイズです。
押入れの寸法(高さ・幅・奥行き)は必ず正確にメジャーで測ってメモしておき、その上で1〜2cmは余裕を持った大きさのラックなどを選ぶようにして下さい。

快適な押入れ空間を作るだけで、日々布団の出し入れが気持ちよくなったり、衣服をケースから選んで取り出す時も、

「今日はどれを着ようかな?」

と迷う時間でさえ楽しくなったりします。

別記事でもお伝えしましたが、家にあるモノの位置・場所が自分で把握できているのは精神的にも良いです。

一人で押入れの収納や配置を行うのが大変であれば、ご家族やご友人に手伝ってもらうのも良いですね。

自分一人では全く思いつかなかい配置を思いついたりしくれて、思わぬ収納スペースが確保出来た!

なんてこともよくあります。

ぜひ、押入れ空間のアレンジ、やってみて下さい。

それでは!

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この記事を書いた人

家の中の掃除、カビ取り、整理収納、断捨離などが得意
・ハウスクリーニングアドバイザー
・過去に掃除メインの便利屋さんのもとで約10年間働く
常に居心地の良い室内、生活空間を保つのが好き

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