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「もらった物」不要なら捨てる|罪悪感ゼロで良い理由

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この記事の概要
  • もらった物を捨てることに罪悪感を持つ必要など無い理由
    (物をくれた相手を傷つけるような話とは違います)
  • 強引に物をくれる・プレゼントしてくる人の気持ちを理解できる話
メイドちゃん

ずいぶん非道徳なタイトルだなぁ…

ピカピ課長

煽るワケじゃないけど、やっぱり不要なモノを手放せず
「片付けられない」と悩んでる人、多いんだよねぇ…

メイドちゃん

まーそれは分かる、悩ましい問題だわ

自宅&部屋に物が多いだけで、掃除する労力は増えますし、そもそも置き場所に困るような状態にまで陥れば、あとは「捨てる・手放す(譲る)・売る」の3択。

このいずれかを選択しなければ、部屋をスッキリ綺麗に片付けることは出来ません。

整理整頓 = 不要物の断捨離

これが基本で、第一ステップだからです。

で、これは考え方1つで、すんなり解決することがあります。

なぜかと言うと人から貰った物を捨てられず悩んでいるときの状態というのは、

「自分自身の気持ちの悩み」

であるケースが多いからです。

他人に渡した物自体の行く末がどうなっているか?

実際にプレゼントした側の人は、あまり気にしていないケースも意外と多いです。

肉親の形見や恋人からのプレゼント等、自分がとっておきたい物はもちろん捨てる必要はありません
(まぁ大事なモノを無理やり捨てる人も珍しいと思いますが)
お中元やお歳暮の品なども食べ物が中心なので、特に深く悩むことも少ないでしょう。
ここでお伝えするのは、他人からもらったけれどもいつまでも捨てるに捨てられないモノの場合です。

もちろん、受け取った物を捨てた事実をわざわざ相手に伝えるとか、そんな馬鹿げたことを推奨するワケでは決してありません(それこそ相手を傷つけますし。)

まずは、もらった物に対してどう考えるか?

しっかりと決めて、そのをブラさないこと。

さらに、自分で明確なルールを決めておくようにしておくことがコツです。

では、どのような考え方の軸を持って、ルールはどうすれば良いのか?

以下に述べますので、ご参考になれば幸いです。

【目次】読みたい場所へジャンプできます

予期せぬタイミングで一方的にもらった物

久しぶりに出会った友人や、職場の同僚などから、ふいに物をもらった経験は誰しもあるのではないでしょうか?

大阪のおばちゃんによく見られる「飴ちゃんいる〜」というような場合は、ありがたく受け取って飴ちゃんを食べるなりすれば、それで終わりです。

…が、そんな軽い物ではなく、身につける衣服、もしくは食器など

「捨てなければ絶対に無くならないもの」

これがもしも自分にとって「あまり趣味じゃないなぁ」という場合。

捨てるに捨てられない状態に陥ってしまうパターンが多いです。

予期せぬタイミングで欲しくない物を貰ってしまったときのルール

以下のようにルールを決めて置くとラクになります。

予期せぬタイミングで欲しくない物を貰ってしまったときのルール
  • 貰ったら、その場で断ったりせず有難く受け取る
  • 「物を渡してくれた」という相手の気持ちに感謝する(モノと気持ちは別)
  • 不要なら捨てる(もしくは売る・必要な人に譲る)と決める
  • 不要だと感じている時点で自分にストレスを与えられていることを知る

当たり前の話のように聞こえるかもしれませんが、あなた自身が

「捨てたいなぁ」

と思った時点でもう迷う必要はない…というのが基本というか、原則です。

相手も何らかあなたが喜んでくれると思って渡してくれた物。

それを選んで、考え、わざわざ渡してくれたのだから、その気持ちには感謝すれば良いと心がけます。

ただ、結局それがあなたにとって不要なものであれば、持っていても何の意味もありません。

人は不要なモノが視界に入ったり、部屋のスペースを埋めているだけでストレスを感じます。

結局、あなたが喜んでいなければ、渡した本人もいつか

「あれを渡したことは間違っていたかな?」
「一方的に渡して、困らせてしまったかな?」

と、常識的な人であればなんとなくでも、気づきます。

それで気づいてくれれば、全く問題はないです。それで問題クリアということです。

衣服等の身につける物を渡されたら、捨てたなんてことはもちろん伝えずに、相手に会うとき貰ったものを身につけずに会えば、大抵の人はわかります。

それで機嫌を損ねたり、いちいち突っ込んでくるような人は、そもそも「自己満足のお節介」をやってしまっている可能性が高く、周りの友人・知人からも鬱陶しがられているでしょう。

そういう人と付き合っていても良いことはないので、ほどほどに距離を取るのが良いと個人的に思います。

【注意】一方的に物を渡してくる人|気をつけるべき要注意人物

頼んでもいないのに、自分の趣味でもないのに、何故か全くわからないけど一方的に物を渡してくる人物。

これが、上述したように本当に常識的な人で、あなたに良かれと思って渡したけど実は違ってしまった…

という場合なら良いのですが、このタイプでごく稀に

「大きな見返りを期待して、何かを一方的にプレゼントしてくる」

という人間もいます。

要は「恩を着せる」タイプの人ですね。

このタイプの人だと悟ったら、上記ルールからは逸脱して

「ごめんね、私(俺)そういうの一切貰わないようにしてるから」

とキッパリ断り、その後も深く関わるのは避けたほうが懸命かもしれません。

※もちろんスーパーの店員さんが試食品を勧めてこられるなど、商売の売り込み等だとまた話は違ってきます(詐欺を除いて)。

ただ、このタイプによく見られるのは、全てに対して一方的です。

会話していても自分の話だけを延々と続けるとか、勝手な思い込みで人を妬んだり疑ったりする場合があります(筆者の経験上)。

そして、自分が一方的にプレゼントした物と同等か、それ以上の見返りをあなたから得られなければ、急に攻撃的な態度を取ってくることもあります。

普段から接していて

「あまり仲良くもないのになんで、一方的に私の好みを決めつけて物をくれるんだろう(しかも要らないし)」

というケースは、注意深く接した方が良いかもしれません。

メイドちゃん

ストーカーってやつか!

ピカピ課長

まぁそういう傾向もあるかもしれない。
ただ、同性同士でも見返りを求めて物を渡してくる人っているんだよ

メイドちゃん

いるいるー!そういうの
「タチ悪い」と評判の人に多いわ。。

まぁ、あまりにも人を疑いすぎると、自分自身もミイラ取りがミイラになってしまいますので、その点はほどほどに。

…が、やはり不自然で違和感を感じる一方的なプレゼント&贈り物をしてくる人は、少し注意して距離を取って、観察した方が良いですよ、という話です。

男女の割合で言うと、女性の方が(一方的にプレゼントを渡された)経験・心当たりのある方、多いかもしれません。

恋人からもらった贈り物

これは中々ヘヴィな悩みを抱える人もいるかもしれませんが、恋人からのプレゼントも、

「要らないなら迷わず捨てる」

やはりこれが基本ルールです。

恋人からもらった贈り物(今はもう不要なモノ)のルール

繰り返しますが、本当に必要だと思っているもの、本当に捨てたくないものを、無理して捨てるという意味は一切含んでいません。

「捨てるに捨てられない気がするんだよなぁ」

という物に対して、下記ルールを当てはめてみてくださいね。

恋人からもらった贈り物(今はもう不要なモノ)のルール
  • すでに別れているなら、想いも消えているはずなので、迷わず捨てる
  • 現在進行形でお付き合いしていて、それでも不要だと感じるなら「一方的に物を貰った場合」と同じルール(結局捨てる、わざわざハッキリ伝えなくて良い)
    └自分の好みや欲しい物を理解してくれるよう仲を深めるキッカケにする
  • 相手にお返しのプレゼントをするとき、欲しい物、絶対要らない物を聞いてみる
    └人に喜ばれるプレゼントの選び方をさり気なく気づかせる

まぁ、お互いになんでも言い合えるほど仲睦まじい関係であれば、酷く悩み抜くケースも少ないでしょう。

付き合いたての場合で、まだお互いに理解しあえてない時期などは上記ルールを心がけておくと、別れ話など大きなトラブルに発展することも少ないはずです。

メイドちゃん

喜んで受け取ってくれるだけでまぁ嬉しいし、
その後不要になったら捨てていてもあまり気にしないかな?

ピカピ課長

おー、エラい。
しばらく使ったりしてみて相手に感想を伝えてから
忘れた頃に捨てるとかでも良いよね

メイドちゃん

そうだね、プレゼントした物のこと
そんなにいつまでも”ねちねち”聞かないよ。

強引に物をくれる・プレゼントしてくる人の気持ちを理解できる話

強引に物をくれたりプレゼントしてくる人の気持ち

これを理解できるという方もいれば、

「まったく理解できない!」

と思って疑問に思う方もいるでしょう。

ではなぜ、世の中には、やたらと物をあげたり受け取ったりして気持ちが良いと感じる人がいるのでしょうか?
(上述したストーカー気質の要注意人物などの例は別として)

とても面白い心理学の話を、ここからお伝えしようと思います。

メイドちゃん

よっ、待ってましたー!

人それぞれ、気持ちを伝える術も違えば、受け取り方も違う

人に物をあげる…という行為。

実はこれ自体が「自分の気持ち(愛情や友情)」を分かってもらうための表現方法として用いる人が、世の中には意外と多いということを知っていますか?

物をあげること自体が、自分の気持ちを伝える優先順位として、他の手段より重要と考える人がいるのです。

「知ってるよ!」
「それ私( or 俺)のことだよ」

とあなた自身が当てはまる場合は、もうだいたい何が言いたいか?

お察しかもしれません。

例えば、もしあなたが気になる異性に対して好意を伝えたいとき、どのようにして気持ちを伝えようとするでしょうか?

もしくは大切な友人と喧嘩してしまったとき、どんな方法で仲直りしようと考えるでしょうか?

実は、人それぞれ大まかに5つのタイプに分かれると言われています。

メイドちゃん

5つのタイプ?
そんな単純な話じゃないでしょうよ?

ピカピ課長

やー、人間て意外と単純なんだわ

メイドちゃん

いつになく上からだなw

ピカピ課長

まーとりあえず聞いてよw

気持ちを伝達するアプローチが5種類に分かれる

自分の気持ち(特にポジティブな感情)を相手に伝えたいと思ったとき、面白いことに人によってそれぞれ全く異なった性質が出てきます。

これは筆者自身の実体験でも、本当にそう感じます。

※嫉妬や憎悪、不安感などネガティブな感情は別と考えて下さい。

では5つの性質とは、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

メイドちゃん

おーなんか興味深い!早く教えて!

ピカピ課長

だからまー聞けってw

タイプ1:言葉タイプ

このタイプの人は自分の気持ちをそのまま直接「言葉」で伝えようとするタイプ。

好きな異性がいれば(状況によりますが)、できるだけ口から言葉を発して「好き」とか「一緒にいたい」などと伝えようとします。

そして、相手からも言葉にして言われることで、嬉しさや愛情を強く感じるタイプです。

もちろん恋愛関係だけに限りません。

家族や友人、赤の他人に対して接するときも、言葉で伝えようとする傾向が強い。

ということです。

これは以下4つのタイプの人も、家族や友人、赤の他人に対して接する場合全てと考えて下さい。

タイプ2:スキンシップタイプ

このタイプの人は手を繋いだり、ハグをしたりして愛情を伝えようとするタイプです。

男性同士などで互いの友情を高めあうような場面であれば、スクラムを組んだり肩をポンッと叩いたりして自分の気持ちを表すことが多いです。

他にもお子さんの頭を”ヨシヨシ”と撫でるとか、色々とありますよね。

ちなみに、恋人同士なら誰でも自然に触れ合うようになるとか、欧米人なら誰でも日本人よりもスキンシップでコミュニケーションを取ろうとする習慣がある…

といったことももちろんありますが、スキンシップタイプは、その中でも特に言葉で気持ちを伝えるよりもまず先に、相手とスキンシップを取ろうとする人です。

初対面の相手に対して、いきなり手を差し出して、会話や挨拶よりも先に握手を求めてくるような人も、スキンシップタイプの可能性が高いです(握手そのものが挨拶代わりと考えている)。

逆に言葉で直接気持ちを伝えられても、あまり心が動かないタイプです。

タイプ3:時間タイプ

同じ空間で一緒に過ごすことが、相手に対してポジティブな愛情表現となっている人。

よく恋人同士で、ほとんど喋らないのにお互い全く気まずくなることなく、長時間カフェでスマホをみてくつろいでいる光景などを見ることがあります。

付き合っている期間が長く気心知れているだけ…

と言う可能性もありますが、口数が少ないのに気づけば違和感なく一緒にいてくれる人は、きっと時間タイプの人です(or その傾向が強い)。

言葉などで直接伝えられるよりも、一緒にいること自体に心地よい愛情を感じるタイプです。
(もちろん嫌いな人とは1秒も一緒にいたがらない)

タイプ4:奉仕タイプ

好意を持っている人や、尊敬している人はもちろん、困っている人に何らかの奉仕をよくするタイプです。

言葉でもスキンシップでもなく、時間でもなく「何らかの行動」で気持ちを表そうとします。

困っている人がいればすぐに手を差し伸べたり、自分が困った時は言葉で励まされたりするより、実際に行動して奉仕してもらうことでポジティブな感情を感じます。

奉仕した結果が肩叩きのようなスキンシップだったり、相手が欲している物を買ってきてあげる、といった(物をあげる)のような場合もありますが、それは単なる結果論です。

相手の手助けをしてあげる = 愛情表現

という感覚が強く、奉仕すること自体が相手に対する好意と直結しているタイプです。

逆に全く尊敬できない人や軽蔑している人、大嫌いな相手には、どれだけ懇願されても1ミリも心が動かない…というタイプだとも言えます。

タイプ5:プレゼントタイプ

最後にプレゼントタイプ。

冒頭でもお伝えした、強引にでもモノを渡して来る人だったり、会うたびに何らかのモノをくれる人が高い確率でこのタイプに該当します。

プレゼントタイプの人は別に「物やお金で人に気に入られようとしている」なんて気持ちが強いワケではありません。

ただただ「自分の愛情表現」として「モノをあげる行為」が最も伝わりやすいと考えているだけです。

よく恋人同士の喧嘩にも見られるかもしれませんが、

最近プレゼントの1つもくれないのね、
優しい言葉を言ってくれるのは嬉しいけどなんか物足りないわ

なんだよ!モノや金で愛情を計るのか?
君は物欲主義者なのか!

とまあ、ここまで極端な会話もないかもしれませんが、気持ちを伝えるアプローチ方法が人によって異なるだけで、かなり誤解が生じてしまうケースがあるんですよね。

高価な物が欲しいとか、お金に目がくらんでいるワケではなく、、

物を渡す行為(それ自体) = 愛情表現

という人が一定数、存在するということです。

上記の男女の場合、特にお高いブランド物などを欲しいと言っているワケではありません。

男性は、ささやかでも何か気持ちのこもった物をプレゼントしてあげれば、彼女はとても喜んでくれる可能性もあるということです。

まとめ

メイドちゃん

なるほどなぁ〜
ちょっと相手の気持ちを理解しようとするだけで天と地の差だね!

ピカピ課長

プレゼントをくれる人の気持ちがよくわかるようになったでしょ。

メイドちゃん

すごい気づきが多かったよ!
実は私、プレゼントタイプだから何か欲しいです♪

ピカピ課長

すかさず悪用するな!

ちなみにこの愛情表現の5つのタイプは、ゲーリーチャップマンさんという方がまとめた考え方です。

※ゲーリーさんは30年間、結婚相談の仕事をして、様々なカップルを観察した人です。

詳しくは日本語訳で本も出ています。

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それでは!

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この記事を書いた人

家の中の掃除、カビ取り、整理収納、断捨離などが得意
・ハウスクリーニングアドバイザー
・過去に掃除メインの便利屋さんのもとで約10年間働く
常に居心地の良い室内、生活空間を保つのが好き

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