
年の瀬の大掃除って、やっても良い日、ダメな日とか決まってるの?



おすすめの日は12月13日〜28日、30日だね!



なんで12月29日や大晦日(31日)はダメなの?



いつやろうが、やらないよりは絶対良いんだけど、
でも12/29や12/31に大掃除するのが好ましくない理由ってのもちゃんとあるよ。
日本は年末年始ならではの恒例行事や習わしがたくさんあります。
大掃除ももちろんその1つ。


新しい年を迎えるまでにお家を掃除して、気持ちよく新年を迎えたいものです。
ただ、12/13ぐらいに掃除しても、ちょっと早すぎる気もするし、年末は忙しいので



大晦日まで仕事で手一杯!
というケースもあるでしょうし、



掃除なんて、好きなタイミングでいつでも良いっしょ!
という意見も、やらないよりはるかに良いと思います(全く否定はしません)。
で、話を戻しますが、何故12月13日〜28日(or 30日)が良くて、12月29日や大晦日(31日)は良くないとされているのでしょうか?



昔からの言い伝えや由来を知っておくと、凄く納得できるよ!



今まで詳しく知ろうとしたことも無かったなぁ…
まぁ知っておくだけでも損することは一つも無い♪



良いこと言うじゃない!
なぜ12月13日からなのか?
まず12月13日という日は「はじめの日」とも呼ばれ、お正月に向けての準備をスタートするのに縁起が良いとされています。
さらに、12月13日は江戸時代に煤払いの日と定められた、とも言われています。
年神様という新年の神様をお迎えするため12月13日から煤払いをして、他の場所も続いて大掃除をしていくのが習わしだったんですね。
全国の神社仏閣で煤払いはもちろん、仏像の体を清める御身拭いと言われる神事も、12/13に代々行われて来ました。
当時はエアコンや電気こたつなど当然ないので、寒い冬は囲炉裏や暖炉を焚きます。
すると、現代の住宅事情とは大きく異なり、天井や四隅に煤や黒ズミ・埃がたくさんこびり付く、という状態になりやすかったんですね。
当時の文明の力を考えれば容易に想像がつきますが、家中の埃や煤をくまなく払って綺麗にするのは大変な労力を要したことでしょう。



そっか!昔はハンディ掃除機やクイックルワイパーとかないもんねぇ



そうなんだよ、ウェーブハンディワイパーもウェットティッシュも無い…
ということで、12/13〜という(現在から考えれば)早めの日にちとなっています。



なるほどなぁ〜、ちゃんと意味があったんだね!



こんな時代だから余計に、昔から伝わる習慣を大事にしたいよね
なぜ12月29日や12月31日は良くないの?
なぜ12/29日に大掃除(もしくは普通に掃除)をするのが良くないのか?
これは単に29という発音の語呂合わせから来ているものです。
29(にじゅうく) → 二重苦と同じ発音になるので、気持ち良く新たな年を迎えるための行事をするには向かない、ということですね。
そして12月31日(大晦日)は、しめ飾り・しめ縄などの正月飾りをするのにあまり好ましくない「一夜飾り」と言われます。



大晦日に準備をする“急ごしらえ”は神様に失礼である!
ってことになるんだ!
さらに言えば、急に行う祭儀としてお葬式があり、同じ扱いにするといけない…
というごもっともな理由からもきています。



うわぁ、、それ知ると29日や31日は絶対避けたいって思うわ…
基本、大掃除をしてからお餅を供えたり、しめ飾りをしますので、やはり遅くとも( 29日は避け)30日までに作業を終えておくのが吉とされていますよ。


※しめ縄・しめ飾りなども12月13日〜12月28日、もしくは30日であればいつ飾っても良いとされています(先に掃除をしておくのは基本)。
ただ、しめ縄は、すぐ葉の部分が萎びて、しおれてきます。
なので、30日に飾るのが適当だと言えます。



意味を知らずにいるのと、知ってるのではえらい違いだね!



これでメイドちゃんも年末の大掃除、捗るんじゃないの?



おせちとお雑煮、早く食べたいなぁ



だめだこりゃ笑
ちなみに来年(令和7年・2025年)は巳年(みどし・へびどし)ですね。
来年は、さらに良い年になるといいなぁ…とほんとに願って止みません。
そのためにも、お家や身の回りをピカピカにして、気持ち新たに新年を迎えたいものですね♪


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それでは!